Thursday, August 31, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・85日目] 悲喜こもごも・・・

廈門通信に刺激的な話題を提供しようとあれこれ書き綴ったものの、ここ一週間、話題はどんどん暗い方向に向かってしまった。さすがにそのいきさつは話すことはできない。それに韓流仲間からも悲しい出来事が伝えられてきたし、そのなかには、脳天気な日本人がしたたかな中国女にかまされた話も含まれていた・・・

Wednesday, August 30, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・84日目] 勘弁してくれ!

新しい車と運転手が加わった。わたしたちGM二人に用意されたもの。ところがこの運転手、気さくなのはいいのだが、わたしたちを友人のつもりでいる・・・

Monday, August 28, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・81日目] 久しぶりに勝間便り

久しぶりに日本からの写メールが届いた。アトリエのある千葉の勝間での出来事。我が家の畑から我が家のネコたちが大騒ぎしていたと。いってみると、ネココ全員が小動物を取り囲んで攻撃を仕掛けていたと。我が家のネココのうちでも一番臆病な末っ子がかかっていったそうだ・・・

Saturday, August 26, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・80日目] ホテル試食会

明日日曜日は開店を控えたホテルの試食会。ガラスドームに覆われた中庭に面するビュッフェが職員の関係者に開放されます。リストが回ってきて、招待客を記入してくださいと催促がきました。誰を招待?当てなぞありません。私の名前だけを記入して差し出しました・・・

Friday, August 25, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・79日目] みんな苛立っているのだ!

ホテル開幕寸前。トップは、工事が、空調が、部屋は問題ないのか、ホテルマンの教育が間に合うかどうか、厨房は動けるのかで、ここ一ヶ月緊張の連続。トップに限らず、誰もが気が立ち、少しのことでも大声を張り上げている。さらに具合の悪いことに、工事部とホテル管理のトップは実に仲が悪くなっている・・・

Thursday, August 24, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・78日目] これも仕事のうちか・・・

忙しいときはやたら忙しいものだ。昨日がそれにあたる。午前と午後と会議がつまり、その間を縫うように事務室に戻る。戻っては書類を整理、また会議室へと足を向ける。それだけならばいいのだが、この会議室、女性が涙を流すことで知られるようになった。しかし今日は観客のはずの私がその涙を受け止めなければならなかった・・・

Wednesday, August 23, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・77日目] 猥雑さと物乞いと

初めて廈門を訪れたときのこと。車に乗っていたときのこと。信号で止まっていると少年が近づき、車のガラスの隙間にカードを手際よく挿して去っていく。見てみると「タイ式マッサージはいかが?」といういささかいかがわしい内容だ・・・

Tuesday, August 22, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・76日目] 言語のるつぼ

・・・四川省のオヤジは働き者だ。現場が追い込みとあって、朝の7時から晩の11時まで、根詰めて現場を見て回っている。天津からやってきているオヤジは口うるさい。ガミガミと職人を叱りとばしている。この二人の発音は独特なのです。とくに天津のオヤジの巻き舌は面白い。面白いので中国語の教師の前でまねしてみせると、「難聴死了!」 (nan2 tian2 si3 le・聞くに堪えられない!)と言われる・・・

Monday, August 21, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・75日目] 表だって書けることがない!

気がつくとここ一週間blogの更新が止まっていました。理由は表だって書けることが見つからない。裏の話ばかりが溜まっています。それにこちらの生活に慣れ、これといった特別な出来事もない・・・

Tuesday, August 15, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・69日目] お盆そして終戦記念日

・・・近頃は季節感のでてこないblogになっています。少しは”らしさ”をと思い、パソコンのデーターフォルダーを探したら、百日草の写真を見つけました。日本の、千葉の片田舎の、勝間アトリエの庭先に咲く昨年の百日草です。日本が敗戦した日と、晴れわたったその日に咲いていた百日草を重ねてみる人は少なくないと聞いています・・・

Wednesday, August 09, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・63日目] 麗江・愛人館

・・・ビラは外から覗けるか覗けないかの塀の中にあり、部屋の中心にキングサイズのダブルベッド、前後にガラス張りの仕切。片側ににトイレとバスと洗面コーナーが、反対に書斎とストレージ。全くのワンルームタイプ。庭先はデッキとその先にスパ、ジャグジー。戸外だ。塀の中が一つの部屋と考えていい・・・

東アジアは「停看聴」:[廈門・62日目] 踊る小劇場

・・・ボスの事務室を私は小劇場の舞台と呼んでいる。観客は一人、私だ。舞台の主演はボス。共演者は日替わりで、時間ごとに入れ替わる。ボスは遅れる仕事を叱咤激励しているのだが、どうみても共演者をののしっているとしか思えない。実際、半分以上は怒鳴りつけている、と本人はいっている。諭すなぞおこがましいという・・・

Monday, August 07, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・61日目] 真夏のテニスコート

・・・そういえば、私、ほとんど運動らしい運動をしていない。秋になったらなぞ思いを巡らしていたら、友人の言葉を思い出しました。ここの夏は十月半ばまで続くと。南なんですね。北回帰線のすぐ近くですし。

日本ではお盆が近い。愛娘に母親の墓参りを頼まなくては・・・。

Sunday, August 06, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・60日目] 言語障害になる

・・・私のボスはビジネスにたけていて、なおかつ教育者でもある。結構私には甘い。私を手間のかかる「連れ子」 (拖油瓶) [tuo1 you2 ping2] だといいながら、いろいろ面倒を見てくれる。ありがたいことだ。ときに私の不十分な会話を補ってくれるつもりで、正しい中国語を教えてくれる。これが私にはプレッシャーになったりする。そうするとわたしは口をもぐもぐ、手だけを動いかしていたりする。言語障害におちいってしまう・・・

Saturday, August 05, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・59日目] 満族自治県・雑然として・・・

・・・満族自治県、一見して貧しさを感じます。特別な産業があるわけでもない地方の一都市にすぎません。堂々とカメラを向ける勇気がでませんでした。写真で紹介することもできません・・・

Thursday, August 03, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・57日目] 麗江・雪山

麗江といえば麗江古城と雪山。大草原の盆地を一気に上り詰める壮大な雪山。2400メートルの草原から5400メートルを駆け上がる。麗江古城の一番高いところからほぼ真北に望む光景は至る所で紹介されています。残念ながら、私が訪れたときは雲がかかっていました。同行した建築家が、早朝に散歩に出た一瞬、雲が切れてみることができたそうです・・・

Wednesday, August 02, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・56日目] 逆光

・・・地下の事務所を出たところはまだ通電されていません。仮説電源を使ったハロゲン灯がまぶしい。ここを通り過ぎると大理石が床壁に貼られた会議室へと光景が一変します。その分、この地下通路が独特な雰囲気を醸し出しています。映画に出てくるような場面です・・・