Wednesday, October 31, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・510天] 分手

ある日ある晩、クラブのステージで男性歌手が気持ちを込めて曲を披露している。店の女性がささやいた。「アタシの一番好きな曲!」。この一言に、すかさずボーイがわたしに声をかける。「彼に花輪をさし上げますか?」。いわゆるチップ。「OK」。「二つ?」(二百元)。あたし、「一つ」。・・・

Tuesday, October 30, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・509天] 小事情

特殊な事情がありまして、幹部の多くが台湾人、スタッフのほとんどが中国人。もちろん比率は圧倒的に中国人が多い。台湾人に共通しているのが口うるさいこと。私の席のとなり、彼はまだ若い幹部。彼が中国人スタッフを呼び出し、仕事の内容にとやかく言っている。席が遠いので内容は聞き取れないが、どうやら一つのことについて長々と説教している様子。長い、なにしろ話が長い。・・・

Monday, October 29, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・508天] 先行き

この一ヶ月、明日はどうなるのだという状況を切り替えるに十分の時間だった。トップの、あらぬ言いぐさの犠牲になったり、緊縮財政へと、表向き動き始め、不可解な体制と、人員整理、この十月末までに何人もの方々が去っていくことになっている。気分は最低、仲間うちの顔つきも目つきも正常ではなくなっていた。・・・

Sunday, October 28, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・507天] 持続させることの難しさ

ひと月以上の空白。去年の空白と違い、今年は別に特別な話があったわけではない。イヤ、むしろ小さいものの、いろいろな出来事に有り余るほどでくわしていた。夏の、くたびれたような暑さと、長引く喉の痛み、そして単調な毎日。この空白のひと月は、そんな状況をいかに消していくかが、もしかしたら頭の片隅にあったのかもしれない。・・・