[廈門] 悲喜相継-旧租界の無人別荘
・・・夕食時、料理が出てくるまでの間、店のお嬢さんが雑誌でも何か見ますかと地元の新聞を持ってきた。一寸薄暗く、小さい新聞の文字は老眼鏡をもってしてもハッキリしない。それでも中文字までは読める。ある欄の写真に目が留まった。懐かしい。半年ほど前、シンさんと訪れた鼓浪嶼の町外れに建つ荒れ果てた別荘だった。シンさんと訪れた際に写した写真を引き出してみる。六十年代だろうか、門扉には時代のヒーローの名が描かれた一枚があった。 ・・・ (全文を読む)
East Asia Notebook
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